御褒美を用意するということ

職場のモチベーションをアップさせる方法としては、「ニンジンをぶら下げる」という方法があります。すなわち「御褒美を用意する」ことです。仕事をするのは人間です。成功に対して何か特別な待遇が用意されていると、自然にモチベーション、やる気が起こってくるものなのです。たとえは、「この四半期の目標達成率が最も高いチームは、部長と一緒に豪華焼き肉ディナー」など、営業目標と連動させつつ、現物のプレゼントがついてくるものが面白いでしょう。「御褒美作戦」のメリットは、メンバーのやる気がアップすることです。もともと営業目標というものは、達成しなくてはならないものではあるのですが、「ニンジン」がぶら下がることによって、より目標達成意欲が増すことになるものです。また、各チームの競争意識も高まり、企業の業績アップにもつながっていきます。また、仕事の「ゲーム性」が増し、より楽しく仕事に取り込めるようになります。やる気が高まり、業績アップも期待できるわけです。
ぶら下げるニンジン、すなわち御褒美ですが、チーム対抗戦の場合は「部長と焼き肉」など、「現金以外のもの」をプレゼントするとよいでしょう。豪華な食事会などは、メンバー同士の、そして部長とのコミュニケーションをとるきっかけにもなるので、ちょうどよいと思われます。このような機会はあまりありませんので、その分、モチベーションアップも期待できるでしょう。喜びをみんなで分かち合うだけではなく、現場と部長クラスとの情報交換の場ともなるのです。一見ふざけているようですが、このような「御褒美」企画は、若い社員が多く、活気に満ちている会社ではよく行われているのです。ある企業では、全く同じように成績優秀チームは社長と会食という企画が定着しているといいます。食事だけでもやる気はでますが、社長と直接、話ができる機会を与えられるというのはめったにない機会ですので、魅力的なことです。社長としても現場の声を直接聞くよい機会となるわけなのです。
なお、このような企画は先輩や上司が主導で行うのではなく、あえて新入社員たちに企画を考えさせるといいでしょう。外せないポイントを伝えつつ、それ以外のこと、特にルールや賞品の決定などは、一度自分たちで考えさせてみましょう。企画をたてるプロセスを楽しめることは、実際の仕事のプロセスを考えることにも役に立ちます。また自ら考えた企画なのでその分もより頑張れるものなのです。