手作りの部内報(ニュース)をつくるということ

上の世代とのコミュニケーションが苦手といわれる最近の新入社員ですが、実は周りの人たちのことについて、適度な距離をおきつつも、実際はもっと知りたがっているものです。彼らに限らず、最近では中途入社の人達も増えてきており、数十人しかいない部内だとしても、それぞれの「人柄」が分からない状態で仕事をしている会社も増えていると思われます。そのような状況下では、互いの性格や考え方が分からないことが多いため、ぎくしゃくした関係に陥りがちです。そこではよりコミュニケーションを円滑にする必要があるのです。そこで、部内報(ニュース)を立ち上げてみるのはどうでしょうか?毎月1回、部内のニュースをまとめたものをつくるのです。ポイントは「社員の人柄がわかること」そして「仕事の話だけにしないこと」です。たとえば次のようなテーマをつくってみましょう。「部長からの今月の一言」「今月のヒーロー。ヒロイン紹介」「今月頑張った人へのインタビュー、もしくはコメント」「気になるあの人(事業部のメンバーを1号につき一人紹介します)」「フォトレポート(事業部のニュースを写真で報告します)」「そこが知りたい!(事業部の商品・サービスの最新情報、特にユーザーの評価などを共有します)」「事業成績報告(事業部の目標達成率、営業ランキングなどの共有を図ります)」
一見するとパワーがかかり困難なように見えますが、一度テンプレートをつくってしまうと、後の運用は簡単にいくものです。月初めに各コーナーの登場人物を決め、原稿を割り振り、締め切りまでにテキストをレイアウトするだけなのです。別に形にこだわる必要はありません。写真をべたべた貼りつけるだけでもそれらしいものはできます。大事なのは毎月発行することなのです。そして少しずつ完成度をあげていけばいいのです。社外への持ち出しを禁止するなどの工夫は適宜、社内の規則に沿って行わなければなりません。会社にとっては、イントラネットの仕組みが整っていれば、活用する手もあります。また社内全体に張り出すことも考えてもいいかもしれません。それによって社内全体の士気があがることは十分にありえるからです。なお、部内報担当は委員会制にして、新入社員を中心としつつも、様々なチームや、世代の人が入るようにしましょう。そこでも、コミュニケーションが生まれるからです。社内のコミュニケーションが盛り上がることうけあいの部内報をぜひ立ち上げてみてはどうでしょうか。