ピンチのときは助けてあげること

「提案書が間に合いません!」「お客さんと値引き交渉でもめてしまいました!」などなど、新入社員は様々なミスをしたり、仕事上のトラブルに巻き込まれてしまいます。言いかえればトラブルを自ら引き起こしてしまいます。気付けば「ピンチ」の連続になってしまうこともよくあることなのです。このピンチを一緒に乗り越えなくてはいけません。まず、本当にまずい状況になる前に「アラーム」をあげるよう指導しましょう。ただし、「自分はできる」と信じこんでいて、相談せずに一人で抱え込んでしまうのがありがちな傾向です。手遅れになる前に、「あの件はどうなっているの?」と突っ込んであげるようにしましょう。ピンチになってしまった場合は、まずは状況を具体的に話させます。ここで叱ってしまうと、打たれ弱い彼らはそれ以降、はっきりと物事を話さなくなってしまいますので、優しく聞くようにします。それから、一緒に対応策を考えるのです。
例えば、「提案書が期日に間に合わない」というトラブルに直面した場合には、理由がアイデア不足によるものであれば、その場で一緒になってアイデア出しに付き合います。また、この場合は当然、「時間が足りない」状態になっているわけであり、「どれくらい足りないか」を明らかにすることが大切です。新入社員は「時間が足りない」とよくテンパってしまいますが、何のために、どれくらい足りないかを把握しておらず、必要以上に焦っているケースもよくある話です。残された時間を明らかにし、優先順位をつけてあげましょう。なお、自ら手を動かして、提案書作成を手伝うのは、最終手段とします。相手のプライドを傷つけてしまう可能性があるからです。また、ギリギリになって作成した提案書を顧客に持っていく際などは、同行・同席をすることにより、反応などをチェックするといいです。より深い反省を促すことができるからです。ピンチはまず起こらないようにアラームを出すようにさせることと、ピンチになったらちゃんと助けてあげることを心がけましょう。