若者言葉をなおすこと

「マジっすか」「ぶっちゃけ言うと」などの若者言葉を、ゆとり世代の新入社員は、これを社内会議や日常の業務のなかはもちろん、商談の場でも用いることが多くあります。それに対し、取引先の若手社員も同じ若者言葉をつかうのでよけいにタチが悪い状況にあります。実は先輩社員も社内でこのような若者言葉を使うので、注意すらできないという状態になってしまっているのです。いわゆる社内での「公用語」が若者言葉となってしまっているのです。もちろん、社内でのコミュニケーションはフレンドリーにということであれば、「公用語」が若者言葉であっても問題ではありません。しかし、相手が取引先となれば話は別です。たいていの取引先は、若者言葉を使っても注意はしません。ただし、確実に信頼は失っているのです。若者言葉をつかうことにより、取引先の相手は心のなかで「ひいて」おり、見えないところで信用が失われているのです。
「注意しなくても、取引先とはきちんと会話ぐらいはできるでしょう」と考えるのは非常に甘い認識です。ゆとり世代の彼らにとって若者言葉それ自体が体と一体になってしまっているのです。そこで敬語やビジネスマナーに関するガイドブックを一冊買い与え、まずは読んでもらいましょう。そもそも、敬語やマナーをマスターしていることは「かっこいい」ということ、マスターしていくプロセスは「楽しい」ということを教えてあげましょう。新入社員の多くは、言葉づかいから、部屋の出入り、座り方まで、マナー違反が多いものなのです。マナーだけで信頼を失っては非常にもったいないことを教えてあげましょう。「近い将来、デキる営業マンとなっても、ちょっとした言葉・行動で信頼はすぐに失われるものである」ということを教えてあげましょう。
高額の取引を行う際に、服装がだらしなかったり、言葉づかいが若者言葉である場合には、いくら商品やサービスが魅力的でも取引先は心のなかでひいてしまい、「本当にこのひとと取引をしていてもいいのだろうか」と考えるようになってしまうものなのです。そしてそのような状況が改善されないと取引先との信頼を失う結果になってしまうのです。ときにはそれがトラブルとなることさえあるのです。早い時期にビジナスマナーをマスターさせることは新入社員のためにもなることですので、ぜひ「若者言葉はカッコ悪い」「敬語やビジネスマナーをマスターすることはかっこいい!」ことを気付かせてあげましょう。