ニュースを教えて考えるきっかけを与えること

若者の新聞離れが進んでいるといわれています。メディアの変化ともいえますが、「ニュース」そのものから離れていたら、これは問題です。彼らは、サイトのトップニュースくらいしか読んでいません。または「流し読み」をしているだけのひともいます。全く新聞を読んでいない人もかなりいるといわれています。以前は「今日の新聞にでていたあの記事の件だけど」と上司から話かけられるケースがよくあったものです。ビジネスパーソンは新聞を隅まで読むものであると「調教」されたものです。しかし、これを真似したところで、最近の新入社員には通用しません。「新聞をとるのにお金がかかるじゃないですか!」と反論されるのがオチなのです。問題は「新聞」を読むことではなく、「ニュースを追っているのかどうか?」なので、定期的に「あのニュースの件だけど」と声をかけてみましょう。情報感度を高めていくのです。また「ニュース」を追うこと自体の「楽しみ」も伝えましょう。同じ事実でも、各社によって取り上げ方が違うなどは新鮮な事実であるといえるでしょう。面白いコラムを教えてあげることもよいでしょう。
もうひとつ、「ニュース」の活用術は、新聞の切り抜きや、ネットニュースをプリントアウトしたものを部下や後輩に渡してあげることです。「これ、調べておいて」「このネタ、何かに応用できないかな」などと投げかけるのです。投げかけは具体的ではなく、むしろ漠然としているほうがいいです。優先順位も低めでいいです。ただし、期日は約束しておきます。そもそも、依頼したことを忘れてはいけません。この方法は「何でも考えずに検索する」という新入社員の悪い癖をなくし、「考える癖をつける」ことに効果があります。この場合、検索することはよしとしても、より深く調べたり、自分でアイデアを考えなくてはいけません。自然と情報収集力と発想力が高まっていくものなのです。ニュースをうまく活用し、情報感度を高め、考える癖をつけさせましょう。