目標を「みえる化」すること

「みえる化」とは目標となる数値や進捗状況、成果、物事のやり方などをビジュアル化して「みえる」ようにすることをいいます。もともと製造業の現場で使われる用語なのですが、最近では製造業に限らず広く使われています。仕事のやり方の指導や、目標達成に向けた進捗管理、目標達成意欲の向上に有効なのです。また、現状や問題が「みえる」ので、物事のやり方を改善するのにも使えるものなのです。この「みえる化」は、ゲーム世代の若者に効果的といえます。自分のHP(ヒットポイント)が現在どうなっているのか、仕事の攻略法はないのかなど、仕事に楽しく取り組むきっかけになるのです。
まずは、仕事の「やり方」を「みえる化」してみましょう。たとえば、ある決裁を取る際の順番、ルールを紙にまとめ、オフィスの壁に張り出します。これに限らずついつい「あれ、どういう順番でやればいいんだっけ?」「やり方がわからない」となってしまうような件は紙に落とし、拡大コピーして壁に張り出します。何か迷ったときに混乱せずに済むのです。また、営業目標と、その達成状況なども「みえる化」しましょう。チーム全体や各個人の目標などを模造紙にグラフ化し、張り出します。大きめのカラーコピーでもかまいません。これにより、達成状況は一目瞭然になります。個人ごとの好不調も一目でわかります。成績が良い人にも、悪い人にも要因をヒアリングするようにしましょう。成績が良い人の勝ちパターンはさらに張り紙にして共有するという方法もあります。成績が悪い人は早めにフォローするようにしましょう。
これを推進すると、オフィスの壁はにぎやかになってきて、活気も生まれます。日々達成率が上がっていくと毎日、会社に来るのが楽しくなるものです。また、様々なものが「みえる」ようになることで、やり方の改善にもつながるのでさらに効果的になるのです。新入社員育成のためだけでなく、オフィス全体を元気にする「みえる化」に取り組みましょう。