同行することでお互いにパワーアップすること

営業同行、会議への同席など、「同行・同席」は、新入社員のスキルや経験を飛躍的に向上させるのに有効です。先輩や上司の「できるやり方」を学びとれます。「最適なコミュニケーション」を学びとれます。さらには、同行するだけで「良質な知識」が共有されるのです。営業などの場合は「上司や先輩」が同行することによって、相手も同席かそれ以上の役職の方に同席していただけることが可能になります。つまり、より権限がある人と直接商談することが可能となるのです。上司や先輩が同席することによって、違う視点が入ることになり、会話も普段とは違う広がりを見せる可能性だってあるのです。
では、この「同行・同席」を成功させるためのポイントは何でしょうか。まず、事前に、自分が同行・同席する理由や期待していることを新入社員から聞き出します。偉い人にあうためなのか、上司・先輩の高いスキルにより商談や会議を円滑に進めるためまのか、その場で決済を仰ぐためなのか、目的を確認します。さらに、現状を話してもらうようにしましょう。これも考えをまとめるためのトレーニングの場となりえるのです。また、同行・同席時には、必ず気付いたことに関してメモを取らせるようにします。特に相手が大きくうなずいたり、目を輝かせたり、メモをとった瞬間はどこだったのか、考えられる理由などは必ずメモさせます。その場で知った新しい知識などももちろんメモをとるようにします。同行の際にはとにかく彼らをメモ魔にさせることがよいのです。
そして、「同行・同席」は「振り返り」が大切です。終了後は、お互いに質問しあうようにします。「なぜ、あの時、あの発言をしたの?」などコミュニケーションの意図を確認させます。知らなかった知識に関しては、参考になる資料を紹介します。逆に気になった点があれば指摘してもらうようにしましょう。同行・同席のうまい活用によって、彼らの飛躍的なパワーアップと自分の仕事の見直しを行いましょう。